平成23年5月25日〜28日にかけて、天竜商工会青年部水窪支部の山本功・平澤裕一の2名が、
 東日本大震災の被災地である宮城県の石巻市および東松島市で炊き出し支援活動を行いました。

 ● 支援内容 ・・・・・ 「天竜ジビエ焼きそば」の炊き出し及び支援物資と義援金を届ける。
    
 5月25日(水)
 15:00 炊き出しに必要な道具を車に積み水窪を出発
 15:05 天竜商工会水窪支所にて出発の報告
 16:00 天竜商工会天竜本所にて出発の報告
 18:30 浜松市役所にて出発の報告、「災害派遣等従事車両証明書」の受取り
※ 災害への支援を目的とした車両は、有料道路の通行が無料に成ります。
 21:00 炊き出しの材料などを買い、袋井インターチェンジから東名高速道路へ
 5月26日(木)
 06:30 石巻市牡鹿総合支所(〒986-2623 石巻市鮎川浜鬼形山1-13)に到着
 09:00 炊き出しを開始 [ 食数:280人分 ]
 15:00 炊き出し終了。 宿舎(白石市)への道中で石巻市の現状を視察
 18:30 宿舎に到着
■ 支援活動および現地状況
・避難所となっている石巻市牡鹿総合支所で生活する被災者(約50名)に加え、周辺の避難所にも
 声を掛けたところ、地域内に残る住民の90%にあたる約260人が訪れた。

・テーブルは現地で借り受けた。

 

・焼きそばを調理し始めた午前10時には住民等が並び始め、長蛇の列に…。
 11時半からの配布予定だったが、10時半に前倒しして配布した。



・予定していた200食を上回り、280食を提供した。

・配布が終わる12時頃まで人が絶えなかった。

・「手伝わせてほしい」と、同避難所で生活する被災者2名が手伝ってくれた。
 5月27日(金)
 07:00 宿舎を出発
 09:00 東松島市鳴瀬総合支所 兼 奥松島縄文村歴史資料館
(〒981-0412 東松島市宮戸字里81-180)に到着
 09:30 炊き出し開始 [ 食数:600人分 ]
 15:30 炊き出し終了。宿舎への道中で東松島市や仙台市などの現状を視察
 19:00 宿舎に到着
■ 支援活動および現地状況
・昼食の炊き出しとして600食を提供した。(持ち帰りが出来るようにパックに詰めて配った。)

・縄文村は体験施設で避難所とはなっていないが、鳴瀬地区の中心にあり
 周辺の公民館や津波の被害を免れた民家で約400人が避難生活を送っていた。

・同所での炊き出し支援は、震災後に行政や各種団体が数回実施している。



・食事は救援物資に頼っている状況で、東松山市の中心部まで50分ほど車を走らせて食料を調達
 する住民もいるという。

・鳴瀬地区の食料品を扱う商店などは壊滅状態。

 

・焼きそばの炊き出しは初めてということで、「炊き出し支援が決まってから、ずっと楽しみにしていた!」
 と語る住民もいて、支援に行って良かったと思った。

・被災住民の他に、がれきの撤去を手伝っていたボランティアにも焼きそばを配った。

・炊き出しには同市の職員数名が手伝ってくれた。

 

・東松島商工会青年部の桜井晋部長が炊き出し会場に駆けつけてくれて、感謝の言葉を頂いた。

・水道はまだ不通の為、使用した食器などは宿舎に帰ってから洗った。

・今回の活動の現地窓口は、東松島市教育委員会の赤澤靖章主幹。
 5月28日(土)
 09:00 宿舎を出発
 10:00 宮城県山元町、福島県南相馬市などを視察
 15:00 東北道二本松インターチェンジ(福島県)から東北道へ
 23:30 天竜商工会水窪支所に到着
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